「マインドフルネスはやばい」との意見を耳にします。
そもそも何がやばいのか気になりますよね。
調査を進めた結果、意外な副作用があることも分かりました。
今回はこのマインドフルネスの危険性について確認していきましょう。
マインドフルネスがやばい理由【5つの副作用】
マインドフルネスは、ストレスの軽減や集中力の向上など多くのメリットがあります。
しかし、一部の人にとっては副作用も報告されています。
以下に、マインドフルネスの副作用として知られている点を5つ挙げます。
1. 過去のトラウマの再体験
マインドフルネスの実践中、とくに瞑想や深い自己観察を行う際、過去のトラウマや抑圧されていた感情が表面化することがあります。
これは、心の中に埋もれていた負の記憶や感情が意識に上ってくるためです。
この現象は「リトラウマティゼーション」とも呼ばれ、精神的なストレスや不安、パニック発作まで引き起こす可能性があると言われています。
過去にトラウマ経験がある人や心的外傷後ストレス障害(PTSD)を抱える人にとっては、慎重に実践する必要があります。
2. 感情の鈍化
マインドフルネスは感情の観察と受容を促しますが、過度に実践すると感情の自然な流れを抑制してしまうことがあります。
そのため、感情の鈍化や麻痺感を引き起こす可能性につながります。
感情を抑え込みすぎることで、喜びや悲しみなどの感情反応が薄れ、日常生活でも感情表現が薄れ、人間関係などに悪影響を与える可能性があります。
長期的には抑うつ状態に陥るリスクまであります。
感情を適切に表現することも重要であり、バランスの取れた実践が求められます。
3. 過剰な内省
自己分析を深めすぎると、過去の過ちや欠点に固執し、自己否定的な思考に陥るリスクがあります。
これは、精神的なストレスや不安の増加、ひいては抑うつ症状の悪化を招くことがあります。
内省のバランスを保ちつつ、自己受容や自己肯定感を育てることが重要です。
必要に応じて、認知行動療法などの心理療法と併用することも効果的だと言われています。
4. 身体的な違和感
マインドフルネス瞑想や長時間の静座は、とくに初心者にとって身体的な違和感や痛みを伴うことがあります。
長時間同じ姿勢を維持することで、腰痛や膝痛、肩こりなどの問題が生じることがあります。
また、呼吸法や姿勢に慣れていない場合、呼吸困難や不快感を感じることもあります。
これらの問題を避けるためには、マインドフルネスにおける適切な姿勢を学び、まずは無理のない範囲で練習することが重要です。
もし身体的な不調を感じた場合は、すぐに中止し、専門家のアドバイスを求めることが推奨されます。
5. 社会的孤立感
マインドフルネスの実践に没頭しすぎると、日常の人間関係や社会的活動から疎遠になることがあります。
例えば、長時間の瞑想や自己探求に時間を費やすことで、家族や友人との交流が減少し、社会的孤立感を感じるようになることがあります。
これは、孤独感や疎外感を生み出し、精神的な健康に悪影響を与える可能性があります。
マインドフルネスの実践を日常生活にバランスよく取り入れ、社会的なつながりを維持することが重要です。
定期的な交流やコミュニティ活動に参加することも、孤立感を防ぐ手助けとなります。
マインドフルネスの正しいやり方
マインドフルネスのやり方にはいくつかあります。
時間も短い場合は30秒、長い場合は15分や30分と人それぞれです。
YouTubeにもやり方や考え方について公開されているため、いくつかピックアップしご紹介します。
まずは短時間で無理のないマインドフルネスを始めたい方は、こちらの動画をご覧ください。
マインドフルネス瞑想協会代表の吉田さんが紹介する動画も参考になります。
あなたにあった、無理のないマインドフルネスを実践してみてください。